2021年06月

むかし、むかしのことじゃった。
とある山奥に「きつねくぼ」と呼ばれている、とてもすてきな里山があったそうな。
そのきつねくぼには、働き者のすーぱーじいちゃんと、それはそれは「親孝行」で「いけめん」なとくちゃんのふたりで暮らしていたそうな。

あるあさ、すーぱーじいちゃんが、いつものように日の出とともに起きて、外に出てみると・・・。
軒下にこんなものが置かれていたそうじゃ。
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いったい、なんじゃこれは?
よ~く見てみたら、それは紅白の「はつか大根」じゃった。

だれが置いて行ったんだべな・・・?
この間、罠に掛かっていたのを助けてやった「ごんぎつね」がなぁ・・・。
それとも、冬に雪が降って寒そうだったどぎに帽子をかぶせてやった「帽子地蔵」さんかのう・・・。
まぁいいが・・・。せっがく置いであったんだからありがたくもらっとぐべ。倅や、後はよろしくのう。

ということで、親孝行のとくちゃんは、せっせと漬物造りに精を出すのでありました。
きれいに洗って・・・
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浅漬けを作りました。
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これがまた良いお味。やめられない、とまらないというのは正にこういうことじゃのう・・・。

そんなことがあってから、2~3日経ったころ・・・。
すーぱーじいちゃんが朝起きたら、こんどは郵便受けの中にナイロンの袋に入ったこんなものが沢山入っていたそうな。
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それを見ての2人の会話。
とくちゃん:「なんだべなぁこの卵は? ちょっと小振りだげんとも」
じいちゃん:「おめぇはなんにもわがんねんだなぁ。これは烏骨鶏(うこっけい)の卵だ。買うど高いんだがんな。」
とくちゃん:「誰が持ってきたんだっぺな?」
じいちゃん:「んだなぁ~、ごんぎつね・・・、帽子地蔵、いやもしがしたら、こないだ助けでやったイノシシがもしんねぇなぁ・・・。とりあえず、精の付く貴重な烏骨鶏の卵を食べて、今日も一日仕事がんばっぺぇ~!!」

こうして、きつねくぼで暮らす親子は、『とっても早起きのご近所さん』※から頂く新鮮な野菜や卵などを食べ、末永く健康で幸せに暮らしましたとさ。めでたし、めでたし(笑)

※ご近所さんといっても、きつねくぼからはひと山もふた山も越えて行くいくんですけどね(笑)

【本日のオマケ】
散歩していたら「キクイモモドキ(菊芋擬き)」発見です。
📸2021.06.28
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この花は、昨年は7月1日のブログに掲載していました。きちんと毎年同じころに花を咲かせるんですね・・・。

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朝起きて、仏壇の花瓶の水を替えようとしたら・・・。
あれ?? なんじゃこの花は??
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私が生けたナデシコといっしょに白い花びらのものが入れられていた・・・。その花びらが、まるで造花と思えるような感じ。

スーパー爺ちゃんに「この花はどうしたの?」と聞いてみたら、「あぁ~そいづはきのぉおがあさんがとってきたやづだ つたあじさいでねぇの すぐかれっちまがらもってがねでほごさいげだんだっぺ」とのこと。通訳すると「その花は、昨日おかあさんが摘んできてくれたものです。蔦アジサイかと思われますが、すぐに枯れてしまうので、持って帰らずに仏壇に生けてくれたのだと思います」とのこと(笑)

「おかあさん」が摘んできた?? 私の“おかあさん”であるひろちゃんには、私も見かけたことがないこのような花を摘んでくるようなスキルはまだ無い!!(笑)ということは昨日遊びに来ていた弟の奥様のお母さん「R子さん」の仕事だな。すごいなR子さん、きつねくぼで暮らして約2年の私も初めて見る花です。

確かにアジサイに似ていますが、スーパー爺ちゃんが言っていた「蔦アジサイ」で調べてみると、蔦アジサイとこの花では花びらの数が明らかに違う。この花の花びらは1枚で、それがとても素敵に見えます。色々調べてみた結果、この花はアジサイ科の「イワガラミ(岩絡み)」であるということが判明しました!! スッキリ!!(笑)

で今日、自分でも写真を撮ってこようと、きつねくぼ周辺を散策したのですが、どうしても見つけることができません・・・。悔しいけど、ここはスーパー爺ちゃんに聞くしかないぞ(笑)
「あぁ~、あいづはぶるーべりーんとごをずっとおぐさいぐど がげあっぺ そごらへんさあんだ がげはうようにのびんだよな」とのこと。通訳すると「あの花は、ブルーベリーを植えている場所からずっと奥の方に行くと、崖になっているんですが、あの崖の辺りに這うような感じで咲いているはずなんですが・・・」(笑)

指示通り行って見ると・・・。
見つけました!!
📸2021.06.25
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これだ、これだ!! 小さい蕾みたいなものは開いてしまってましたが、これに間違いありません!!
花瓶に生けられたものも素敵でしたが、自然に咲いているものはやっぱりいいですねぇ~。

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本日の「きつねくぼ」話題は・・・、「花より団子」じゃなくて「花より実」(笑)

今年も色々な“実”が付いてきましたよ。
📸2021.06.25
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「😲ビックリグミ」別名「大王グミ」です。
先日、ひろちゃんが遊びにきたときにスーパー爺ちゃんが沢山収穫してきたのですが・・・、正直私はちょっと渋みがあって、あまり美味しいと感じたことはありません。
なにか美味しい食べ方があるかなぁ~ということで、ネットで調べてみたら下記のような書き込みが・・・。

グミの実は皮が薄いので市場に出ることはまずなく、保存が効かない果実です。正直一番美味しいのは完熟した実を生でいただく「生食」ですが、グミ酒などを造っても美味しいです。ジャムも作ったのですが作り方のせいかあまり美味しく感じなかったこともあり、なんだかんだで生食が一番美味しいという意見で我が家は一致しました。グミの実を生食する時は、完熟した物でないとタンニンによる渋みが強烈でとてもではないけど食べられません。「完熟したものを収穫してすぐ食べる」というのが一番美味しい食べ方だと思います。

なるほど・・・そりゃそうだよね(笑)
ただし、きつねくぼでは完熟した実を見つけるのは人間様よりも野鳥の方が早いので、美味しいグミを食べるのは難しいかもしれません。

続いてはこちら「ブルーベリー」です。
📸2021.06.25
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もう少しで収穫時期を迎えそうです。
ただ、今年はどうしようかなぁと悩んでいるところです。実は、昨年収穫して作った「ブルーベリー酒」がまだ残っているのです。私思うに、これもビックリグミと同様、熟したものを収穫して、ヨーグルトなんかと一緒に食べるのが、シンプルで一番美味しいような気がしています。誤解のないようにお伝えしておきますが、決して「ジャム」とかを作るのが面倒くさくて言っているのではありませんので(笑)このブログをご覧の皆様、美味しく食べるいい方法があったらぜひ教えて下さい🙏

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梅雨の合間のちょっとした晴れ間を使ってきつねくぼ周辺を散歩していたら・・・。
藪の中に咲いている綺麗な花を見つけました。
📸2021.06.26
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「ノアザミ(野薊)」です。
緑の中で目立つなんとも良い感じの紫・・・。私好きですこの花(笑)でも、油断して触ると葉っぱの棘が・・・、それはそれは痛いので要注意です。
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話はちょっと変わりますが、私が「アザミ」でまず最初に思いうかべるのは「中島みゆき」です。彼女のデビュー当時の曲としては「わかれうた」や「時代」とかが有名だと思いますが、デビュー曲は「アザミ嬢のララバイ」という曲なんですよね。これがまたいいんだわぁ~(笑)

「わかれうた」がヒットした1978年(今から40年以上も前になるんですねぇ~)に、テレビ番組出演には消極的だった彼女が、当時の人気歌番組「夜のヒットスタジオ」に初出演したときの衝撃は今でも忘れられません。当時はもちろんビデオなんてなかったので、テレビの前に正座して彼女の登場を待っていた私(笑)。するとなんと彼女は、黒いドレスを纏い“裸足”で登場。今だったら「魔女の宅急便のキキか!?」ってツッコミ入れてますね(笑)
その出で立ちでアコースティック・ギターを弾きながら「わかれうた」と「アザミ嬢のララバイ」を歌った・・・。もう、なんか体がブルブル震える位感動したことを覚えています。まっ、当時私も感受性の強いお年頃ということもあったんでしょうけどね(笑)

彼女の曲はいろいろな方にカバーされていますが、中でも「研ナオコ」が歌う「中島みゆき」は良いですねぇ~。私のスマホにもその「研ナオコ」が歌うカバーアルバム入ってます(笑)
もちろんオリジナルはオリジナルで最高なんですけどね。

で、今回ご紹介するのは・・・、なんと「研ナオコ」ではなくて別の方がカバーされている「アザミ嬢のララバイ」です。
歌っているのは、今とくちゃん一押しのシンガーソングライター「BEBE (べべ)」です。
これもまた、すごく良い。ハンカチを持ちながらどうぞ聞いてみて下さい。


ねっ、良いでしょ? この素朴感・・・。きつねくぼにぴったりじゃ!!(笑)

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「358」とはいったいなんぞや?

答えはこれです。
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「三五八(さごはち)」という、糀の一夜漬けの素。私の弟の奥様“もうひとりのひろちゃん”から頂きました!! あま酒、味噌、三五八漬けの素を製造している「宝来屋」という会社の製品です。
漬物といえばこれまで色々な浅漬けの素とか、ねこぶだしを使っての浅漬け、それから簡単糠床の糠漬けなどを作ってきましたが、「三五八」は初めてです。果たして上手に漬けることができるのでしょうか・・・。

まぁ心配ご無用ですね。裏にちゃんと詳しい説明書が載っています(笑)
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最初は床なれさせるために、失敗してもいいような野菜を漬けてみます。
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完成しました!!
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うん、パリポリ、パリポリ。味も食感も良い感じです。

本気で漬けた『作品』がこちら(笑)
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おぉ~!!! 野菜の色が鮮やかですね。見た目でもう美味しそうです。

日本酒、それも“ぬる燗”のアテにぴったんこの「とくちゃんお新香」です。マジで居酒屋メニューとして出せるわ(笑)
後日、蕪も漬けてみましたが、それもとても美味しくできました。「糀(こうじ)」の力は偉大ですね。やるな「宝来屋」(笑)

本日のオマケです。
梅雨まっさかりのきつねくぼですが、「アジサイ(紫陽花)」が咲き始めました。
📸2021.06.25
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昨年は6月~11月にかけて約半年間に渡って楽しませてくれた紫陽花ですが、果たして今年は・・・。

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